偏見や差別はなぜ起こる? 心理メカニズムの解明と現象の分析
偏見や差別はなぜ起こる? 心理メカニズムの解明と現象の分析

¥ 2,700

◎書誌
編者:北村英哉・唐沢穣
発行日: 2018年7月31日
体裁: 四六判並製304頁
ISBN: 978-4-908736-10-0
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
私たちはなぜ偏見をもち,差別をしてしまうのでしょうか? 私たちの社会はどのような偏見や差別に関する課題を抱えているのでしょうか? 第1部では偏見や差別が起こる心理メカニズムを解き明かし,第2部では現代社会のさまざまな領域での偏見や差別の現象を心理学的アプローチを用いて分析します。偏見や差別の問題に,心理学はどのように迫り,解決への道筋を示すことができるのか。第一線の研究者が解説した決定版。

◎目次
◆第1部 偏見・差別の仕組み――心理学の理論と研究から読み解く
第1章 ステレオタイプと社会的アイデンティティ ●大江朋子
第2章 公正とシステム正当化 ●村山 綾
第3章 偏見・差別をめぐる政治性―象徴的偏見とイデオロギー ●唐沢 穣
第4章 集団間情動とその淵源 ●北村英哉
第5章 偏見の低減と解消 ●浅井暢子
◆第2部 偏見・差別の実態と解析――さまざまな集団・社会的カテゴリーに関する偏見と差別
第6章 人種・民族 ●高 史明
第7章 移民 ●塚本早織
第8章 障害 ●栗田季佳
第9章 ジェンダー ●沼崎 誠
第10章 セクシュアリティ ●上瀬由美子
第11章 リスク・原発 ●樋口 収
第12章 高齢者 ●唐沢かおり
第13章 犯罪 ●荒川 歩

母のがん
母のがん

¥ 2,808

◎書誌
著者:ブライアン・フィース著
訳者:高木萌訳
解説:小森康永
発行日: 2018年3月31日
体裁: 四六判横変型134頁
ISBN: 978-4-908736-09-4
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
肺がんにかかった60代の母と家族を描いたグラフィック・ノベル。深刻な病により患者本人や家族の日常生活が一変し,それぞれの思いが交錯する様子を,独特の表現とイラストで,正直に真正面から,時にユーモラスに描く「希望の物語」。
アイズナー賞(ベスト・デジタルコミック),ドイツ若手文学賞,ハーヴェイ賞(最優秀新人賞),ルル・ブルーカー賞などを海外で受賞し,4つの言語で出版されている話題のグラフィック・ノベルがついに日本に登場。がんの当事者や家族,がんになった人が身近にいる人,医療・看護に関わる人におすすめです。

◎目次
肺がんの診断方法/待ちぼうけ/家族会議/手術不能/看護師の妹/素晴らしい心遣い/無駄にするにはもったいないもの/だから言っただろう/下の妹とハリウッド/可能性の話をしないで/灰色と黒の関係/父さん/抗がん剤っ腹/いつも通りの異常/クリプトナイト/希望 vs. 希望/闘いの後/数学の国の母さん/報い/P. E./何もない海の上で/パズル/コンドミニアムでの一夜/結局は誰の人生なのか?/頭の中の宇宙/何度もの英雄的な回復/過去の過ちから学ぶ/秋冬/5%の解決策/妻がミニバンをとりに行っている間に/どんでん返し(終わり)/エピローグ

子どもは善悪をどのように理解するのか?
子どもは善悪をどのように理解するのか?

¥ 1,944

◎書誌
著者:長谷川真里
発行日: 2018年2月15日
体裁: 四六判並製192頁
ISBN: 978-4-908736-08-7
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
こんなふうに考えていたのか!
子どもたちは,道徳にまつわる問題をどのようにとらえているのでしょうか。子どものもつ道徳性の不思議さ,面白さを,発達的な観点から読み解いていきます。道徳性発達を舞台に繰り広げられる心理学者の知的探究,ここに開演。

◎目次
第1章 意図,それが問題だ
第2章 はじめにルールありき
第3章 道徳の中心で公平を叫ぶ
第4章 感情,このやっかいなもの
第5章 仲間意識の檻の中
第6章 権利権利で夜も眠れず
第7章 縦の糸は時間,横の糸は文化

社会科学における場の理論
社会科学における場の理論

¥ 4,860

◎書誌
著者:クルト・レヴィン
訳者:猪股佐登留
発行日: 2017年12月25日
体裁: A5判並製384頁
ISBN: 978-4-908736-07-0
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
いま読んでおきたい古典的名著
社会科学において理論をどのように構築していくのか。レヴィンの概念的,方法論的考察の集成。心理学に多大な足跡を残したクルト・レヴィンの古典的名著が待望の復刊! 姉妹編として編まれた第1巻『社会的葛藤の解決』と同時刊行。

◎目次
第1章 心理学における定式化と進歩
第2章 場の理論における構成概念
第3章 一定時における場の定義
第4章 場の理論と学習
第5章 退行,後もどりおよび発達
第6章 場の理論と社会心理学における実験
第7章 社会心理学における研究法の問題
第8章 心理学的生態学
第9章 集団力学の開拓線
第10章 全体事態の関数としての行動と発達
付録 全体,分化および統一性の概念分析

社会的葛藤の解決
社会的葛藤の解決

¥ 3,456

◎書誌
著者:クルト・レヴィン
訳者:末永俊郎
発行日: 2017年12月25日
体裁: A5判並製256頁
ISBN: 978-4-908736-06-3
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
いま読んでおきたい古典的名著
社会の実際問題をどのように把握し,解決の道筋を見出すことができるのか。レヴィンの実践的洞察の到達点。心理学に多大な足跡を残したクルト・レヴィンの古典的名著が待望の復刊! 姉妹編として編まれた第2巻『社会科学における場の理論』と同時刊行。

◎目次
 第1部 文化の変更に関する諸問題
第1章 アメリカとドイツとの2,3の社会心理学的差異
第2章 文化の再建
第3章 ドイツの特殊例
第4章 行為,知識,および新しい価値の受容
 第2部 対面集団における葛藤
第5章 社会的空間における実験
第6章 結婚における葛藤の背景
第7章 時間的展望とモラール
第8章 産業における慢性的葛藤の解決
 第3部 集団間の葛藤と集団所属性
第9章 少数集団の心理社会学的諸問題
第10章 危機にのぞんで
第11章 ユダヤの児童の養育
第12章 ユダヤ人の自己嫌悪
第13章 アクション・リサーチと少数者の諸問題

心理療法がひらく未来
心理療法がひらく未来

¥ 2,808

◎書誌
著者:リチャード・レイヤード,デイヴィッド・M. クラーク
監訳者:丹野義彦
発行日: 2017年7月31日
体裁: 四六判並製384頁
ISBN: 978-4-908736-05-6
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
人生の成長 社会の繁栄
社会は心の健康にどう取り組むべきか。精神疾患に苦しむあらゆる人が適切な心理療法を受けることができれば,人生や社会はもっとよくなり,国の財政も改善する。心理療法アクセス改善政策(IAPT)でタッグを組んだ経済学者と臨床心理学者が,イギリス全土で巻き起こった幸福改革の全貌を明らかにする。

◎目次
 第1部 問題は何か?
第1章 何が問題か?
第2章 精神疾患とは何か?
第3章 どれだけの人が苦しんでいるのか?
第4章 援助は得られているのか?
第5章 精神疾患は生活にどう影響するのか?
第6章 経済的負担はどれくらいか?
第7章 精神疾患の原因は何か?
 第2部 何ができるか?
第8章 治療は有効なのか?
第9章 治療法はどのように発展したのか?
第10章 どの治療法が誰に効くのか?
第11章 心理療法を提供する経済的余裕はあるのか?
第12章 心理療法アクセス改善(IAPT)政策はどう生まれたか?
第13章 子どもと若者に対する効果的な治療法は何か?
第14章 精神疾患を防ぐことができるのか?
第15章 よりよい文化は助けとなるのか?
第16章 この苦痛を止められるか?

がんサバイバー ある若手医師のがん闘病記
がんサバイバー ある若手医師のがん闘病記

¥ 2,484

◎書誌
著者:フィッツヒュー・モラン
訳者:改田明子
解説者:小森康永
発行日: 2017年5月31日
体裁: 四六判上製248頁
ISBN: 978-4-908736-04-9
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
32歳の医師の胸に、がんが見つかった。
「なぜ自分がこんなに目にあうのか」「がんがまた再発するのではないか」。
急性疾患でもない、慢性疾患でもない、がんサバイバーシップ概念を提唱したモラン医師の闘病記がついに翻訳!
医師でもあり患者でもある稀有な視点から、長期入院・療養生活中の治療や日々の出来事、医療従事者や家族・友人との交流、医療システムの抱える問題などを鮮やかに描く。
仕事を見つめ直したい看護・心理・医療の実務家や、新しい生活を築いていく若い当事者、家族の胸を打つ闘病記。

◎目次
第1章 病気のはじまり
第2章 包囲
第3章 カトリン
第4章 召喚
第5章 復活
第6章 棚卸し

Collected Papers on Trajectory Equifinality Approach
Collected Papers on Trajectory Equifinality Approach

¥ 8,640

◎書誌
著者:Tatsuya Sato(サトウタツヤ)著
発行日: 2017年3月31日
体裁: A5判並製256頁
ISBN: 978-4-908736-03-2
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
人はどう生きているか?
時間とプロセスを扱う新しい研究アプローチ、TEA(複線径路等至性アプローチ)。問題意識はどこにあるのか。理論的背景はいかなるものか。研究をどのように実践すればよいのか。
心理学の新機軸を切り拓く、珠玉の英語論文集!

◎ヤーン・ヴァルシナー(オールボー大学教授)推薦!◎
「本書に含まれる諸論文は,人間の生の営みを理解する新しい方向を示している。それは人々がそれぞれに意味ある人生をつくり上げていく基本的なプロセスを敬意をもって探究する手法であり,それこそがTEA(複線径路等至性アプローチ)なのである。」

◎目次
Part 1 Chronogenesis: Introduction to TEM
Chapter 1 Time in Life and Life in Time: Between Experiencing and Accounting
Part 2 Emergence of TEM
Chapter 2 Minding Money: How Understanding of Value is Culturally Promoted
Chapter 3 Development, Change or Transformation: How can Psychology Conceive and Depict Professional Identify Construction?
Chapter 4 Beyond Dichotomy: Towards Creative Synthesis
Part 3 Development of TEM
Chapter 5 Sampling Reconsidered: Idiographic Science and the Analyses of Personal Life Trajectories
Chapter 6 Depicting the Dynamics of Living the Life: The Trajectory Equifinality Model
Chapter 7 The Authentic Culture of Living Well: Pathways to Psychological Well-Being
Appendix
Appendix 1 Historically Structured Sampling (HSS): How can Psychology's Methodology Become Tuned in to the Reality of the Historical Nature of Cultural Psychology?
Appendix 2 Brief Practice for Using Trajectory Equifinality Model (TEM): As a General Tool for Understanding the Human Life Course within Irreversible Time

◎著者
Tatsuya Sato(サトウタツヤ)
Professor, College of Comprehensive Psychology Ritsumeikan University. Executive Director, Division of General Planning and Development The Ritsumeikan Trust. Ph.D. (Tohoku University, 2002).
立命館大学総合心理学部教授。学校法人立命館・総合企画室長/学園広報室長。Ph.D.(東北大学、2002年)。

行動主義の心理学
行動主義の心理学

¥ 3,024

◎書誌
著者:J. B. ワトソン
訳者:安田一郎
発行日: 2017年5月15日
体裁: 四六判並製400頁
ISBN: 978-4-908736-02-5
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
行動主義は、なぜ心理学を席巻したのか?
ワトソンが提起した問題とは?
1910年代に行動主義を提唱して心理学に旋風を巻き起こし、37歳の若さでアメリカ心理学会の会長に選出されたワトソンの代表作。情動、発達、言語、記憶、思考やパーソナリティーなど、人間心理の諸側面を、行動の科学的な分析から探究する道筋を示し、その後の心理学に多大な影響を与えた「行動主義宣言」とはいかなるものなのか。いま読んでおきたい心理学の古典的名著、待望の復刊! 新しい組版で読みやすく。

◎目次
第1章 行動主義とは何か
 ●古い心理学と新しい心理学の比較
第2章 人間の行動を研究する方法
 ●問題、方法、テクニック、結果の見本
第3章 人間のからだ(その1)
 ●その構造、結合の仕方、機能―行動を可能にさせる構造
第4章 人間のからだ(その2)
 ●その構造、結合の仕方、機能―日常の行動において腺の演ずる役割
第5章 人間に本能があるか(その1)
 ●才能、傾向、およびいわゆる「精神的」特性の遺伝という問題について
第6章 人間に本能があるか(その2)
 ●人間の子供の研究はわれわれに何を教えるか
第7章 情動(その1)
 ●われわれはどういう情動をもってこの世に生まれてくるのか。われわれはどういうふうにして新しい情動を獲得するのか。われわれはどういうふうにして古い情動を失うのか。―この分野の一般的概観といくつかの実験的研究
第8章 情動(その2)
 ●われわれはどういう情動をもってこの世に生まれてくるのか。われわれはどういうふうにして新しい情動を獲得するのか。われわれはどういうふうにして古い情動を失うのか。―われわれはどういうふうにして、情動生活を獲得し、変え、それを失うかということについてのその後の研究と観察
第9章 手を使う習慣
 ●どういうふうにそれは始まり、われわれはどういうふうにしてそれを保持し、どういうふうにそれを捨てるか
第10章 しゃべることと考えること
 ●正しく理解したとき、「精神」のようなものがあるという作り話をどれくらい打ち破れるか
第11章 われわれはつねにことばで思考するか
 ●それともからだ全体で思考するのか
第12章 パーソナリティー
 ●パーソナリティーというものは、われわれが形成した習慣の結果にすぎない

小塩真司『大学生ミライの因果関係の探究』
小塩真司『大学生ミライの因果関係の探究』

¥ 2,376

◎書誌
著者:小塩真司
発行日: 2016年9月10日
体裁: A5判並製216頁
ISBN: 978-4-908736-01-8
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
「因果関係があるかないかを決めるのは,予想以上に難しかった」
原因って,結果って何だろう?
心理学科のミライが統計にまつわる出来事に遭遇するキャンパスライフ・ストーリー

◎目次
4月 だいたい――区間推定
5月 くらべる――t検定
6月 まえおき――比較の前提条件
7月 かんれん――相関関係
8月 つながり――因果関係
10月 みあやまり――擬似相関
11月 くみあわせ――交互作用
12月 あつまり――原因同士の関連
1月 ちょうせい――散布図

柏木惠子・高橋惠子編『人口の心理学へ――少子高齢社会の命と心』
柏木惠子・高橋惠子編『人口の心理学へ――少子高齢社会の命と心』

¥ 2,592

◎書誌
編者:柏木惠子・高橋惠子
発行日: 2016年7月5日
体裁: 四六判並製296頁
ISBN: 978-4-908736-00-1
発行:ちとせプレス

◎内容紹介
人口が減り始めた日本。
私たちは命にどう関わるべきか?
命についての問題―生殖補助医療,育児不安,母性,親子,介護,人生の終末―に直面し苦悩し,格闘する心を扱う「人口の心理学」の提案!
心理学のみならず,人口学,社会学,生命倫理,日本近代史の第一線の論客が結集し,少子化,高齢化,人口減少に直面する日本社会のあり方を問う。

◎目次
序章 人口の心理学の視点―命と死と生涯発達 ●柏木惠子
第I部 誕生―「授かる命」から「つくる命」へ
第1章 生殖補助医療・不妊治療のいま―心とテクノロジー ●小泉智恵・平山史朗
第2章 産む選択、産まない選択―出生前診断 ●玉井真理子
第3章 近代日本社会と子どもの命―子返しの習俗と規範の形成 ●太田素子
第4章 血がつながらない子どもの親になる―特別養子縁組による親子の形 ●富田庸子
第II部 親子関係―「少子の子ども」と「長命の親」
第5章 子どもの価値―なぜ、女性は子どもを産むのか ●永久ひさ子
第6章 育児不安を考える―ライフコースの激変とアイデンティティの揺らぎ ●柏木惠子・加藤邦子
第7章 もたれ合う家族―日本の家族文化の問題 ●舩橋惠子
第8章 家族が変わる、老親介護も変わる―二一世紀の高齢者の介護と暮らし ●染谷俶子
第III部 命の終わり方―「長命」は「長寿」か
第9章 人間の尊厳と死―「死の尊厳」の語られ方を読み解く ●大谷いづみ
第10章 変わるお葬式、消えるお墓―その実態と現代人の意識 ●小谷みどり
第11章 長生きすること―長命の価値と課題 ●森岡清美
終章 少子高齢社会の命と心―現在とこれから ●高橋惠子
コラム
1 子どもの誕生と死の意味―先人の日記や手紙からの示唆 ●柏木惠子
2 将来の日本がもつ人口問題とは? ●別府志海
3 日本の貧困 ●阿部彩
4 性・生殖と政治 ●高橋惠子
5 誕生のインファンティア ●西平直
6 生殖補助医療の死角―当事者の視点から ●加藤英明
7 「マタニティ・ハラスメント」は女性の身体性への差別 ●杉浦浩美
8 結婚、出産の価値の変化 ●本田由紀
9 なぜ少子に虐待か―家族臨床から見えること ●平木典子
10 嬰児殺に見る命の重み ●川﨑二三彦
11 「親孝行の終焉」の示唆するもの ●深谷昌志
12 平均寿命と健康寿命 ●菅原育子
13 介護保険制度 ●神前裕子
14 江戸時代の高齢化と看取りのシステム ●柳谷慶子
15 老人ホームに住むという選択 ●神前裕子
16 親孝行は美徳か?―親子間の資源の流れ再考 ●柏木惠子
17 長命化で厳しさを増す親と子のライフプラン ●畠中雅子